七 草

新年が始まって、早くも1週間が経ち渓流装備の準備に力が入ります。
ケーバーBK2 ベースの源流ナイフのカスタムも順調に進んで、これまで削ったグリップの仕上げと並行して、今回はブレードにも少々手をくわえます。
『Holts』
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まず最初に行うのは、ホルツの塗装はがし液(ペイントリムーバー)を使って、ブレードにコーティングされているブラックコーティングを剥がす作業です。
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作業と言っても、特に難しい作業ではなく、ホルツのペイントリムーバーをブレードに塗るだけ・・・
『塗布完了』
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まんべんなくベタベタにならない程度に塗って・・・約1分程で変化が始まり。
3分経過する頃には…
『・・・!』
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ブレードのブラックコーティングがキクラゲ状になって剥がれていきます!
見てると、最初は小さい浮きから始まって、最後は全面綺麗に剥がれてくれるので、とても面白くて簡単に処理できます。
ここまで来ると、端材を使って綺麗に剥がして、次は裏面も同様に塗布して、同じ作業を繰り返すと・・・
『ブレード』
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綺麗に剥がれて、オールカーボンのブレードが現れます。
ここから、細部も綺麗にブラックコーティングを剥がしてから、しっかりと水洗いをして。
ここから先の作業は・・・
『砥』
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砥石と耐水ペーパー、革砥を使ってしっかりと砥ぐ。
カスタムハンドルを作るために使用していたモーラナイフROBUSTも一緒に砥いでやる。
モーラナイフは2千円台でよく切れる良いナイフだと、改めて感じました。ケーバーBK2もモーラのROBUSTと同じカーボンなのでしっかり砥ぐと、しっかり切れるようになります。
源流用ナイフの1月7日の作業は終了。

その後は・・・忘れてはおりません、こちらの作業も
『ロッド作製』
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ガイドのスレッド巻も完成して、2回目の最終コーティング作業に突入しております。
ここまでくると、寝て目が覚めると完成したようなものなので、ワクワクとドキドキの中の就寝いたします
明日の作業は、源流ナイフのブレード処理です。
イメージ通りにいい感じに纏めたいと思います。