渓流解禁に向けて、色々と仕上げております。
本日はランディングネットの仕上げに向けた作業を行いました。
『仕上』

仕上げに入る前に、今一度握り心地をJrと2人で確認して微調整等を繰り返して、納得いく状態に削り出しました。
今回はここから仕上げに入ります。
私がランディングネットの仕上げに使用する木固めエースですが、仕上げ方法が何通りかあります。
『木固め』

今回は初回の木固め処理なので、思い切って大量に使用します。
普通はウエスに木固めエースをしみ込ませて、木部に塗って行く方法ですが、ランディングネットの場合、ネットを取付ける穴があるので、ウエスで塗るだけでは中まで入って行きません。
なので私は、ステンレスパンで受けながら穴に木固めエースを流し込んでいます。
そうすることで、穴からも木固めエースが木部に浸透して、強度と防水性能を持たすことが出来ると思います。
『施工前』

処理前の状況です。
この状態では木目ははっきりしていませんが、処理後は本来の木の色に変わります。
『処理後』

木目がはっきりして、木が持つ本来の色が浮かび上がります。
初回にたっぷりと木固めエースを木に浸透させるように施工すると、耐久性が上がると思います。
それから、浸透できなかった木固めエースを専用のシンナーをウエスにしみ込ませて、綺麗に拭き上げます。
『木目』

写真左は 現在私が使用している自作ランディングネットで、仕上げは木固めエースの仕上げ用を使って、艶出しにしています。
2014年の冬に作製し、これまで3シーズン使用しておりますが、シーズン中やシーズンオフに木固めエースの仕上げ用を塗って、メンテをしているので、何の問題もない状況です。
耐久性や耐水性は、木固めの仕上げ用を使う方が良いと思いますが、今回作っているランディングネットの今の六分艶の感じが個人的に好きなのですが…仕上げに入るまで少し悩みます。
そして、ついにこの作業も・・・
『編込』

この作業がついに始まりました。
やろうやろうと思っても、作業に入るまでに中々気が乗らない作業なので、ようやくと言ったところです。
やり出すと思いの他、早く編めるのですが。
無理せず綺麗い編んで行こうと思います。