作 業

渓流釣りも禁漁に入りましたが、休日には来期に向けた作業を開始しています
今日は源流用ナイフを変更するために、揃えた材料を使って・・・
『作業』
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ナイフをどれにしようか?悩みながら選んでいたのですが、ナイフを決めて自宅に届くまでに材料等も併せて購入しておりまして・・・
今回は届いたナイフと材料を使って、グリップの作製です。
グリップの作製作業に入る前に、まず肝心のナイフから
来期からの源流用ナイフはスミス&ウエスタン ホームランドセキュリティーナイフ カモ CKSURCです。
『S&W CKSURC』
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これまでは、カーボンブレードのKA-BAR ベッカーBK2を使用しておりましたが、カーボンブレードは良く切れますが、源流の滝登りや水中渡渉等で水に浸かる事があり、椿油を塗っていても、メンテナンスが悪ければ刃先に錆が浮いていることもあり・・・
今回選んだS&W CKSURCは440C ステンレス鋼で、錆びないことはないのですがメンテナンスは格段に楽になる事です。
また、BK2より長くなったブレードは、棘のある草を切り開く時に手に傷を負わないためです…
行ってしまえば、鉈の代わりに購入したのが本音です。ナイフの切味はBK2が上です。
それでは、グリップの作製です。
『切出し』
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まず、今回のグリップも前回同様にウォールナット材を使用します。
ちなみに今回のグリップの材料は1枚20円で5枚購入しました!
5枚買っても100円で送料が520円で送料の方が高かったのですが、良い材料を入手できました。
ナイフから外したグリップで、ウォールナット材に下書きをして、ドリルで穴をあけます。
そこからノコギリで切出して
『成形』
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ノコギリで切出した材料をモーラナイフで削って成形に入ります
モーラナイフ ROBUSTは削り出し作業等において、とても使い勝手がよく、黙々と作業に没頭できます
ナイフにグリップをセットしては再度削ってを繰り返し、ナイフで全体の80%以上をここで完成させて
ここから先は、ルーターでネジ部を一段下げるために削って、続いてヤスリで自分の手の形に合わせて削り出す
『木地』
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木固め前の木地の色合いです
今回も使用するのは、木固めエースですが、私はリールのハンドルノブにも、ランディングネットにも、そして、ナイフのグリップにも木固めエースを使用していますが、これまで一度のトラブルもなく使用できており、木材の強化、耐水性向上のために良いと実感しています。
木固め作業はステンレスのパレットに木固めエース浸かる程度入れて、じっくりと浸すながら裏表を漬け込む感じです。
その後は、専用のシンナーで拭き取って・・・
『木固め』
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とりあえず、1回目の木固め処理は完成です
この後、再度同じ作業を繰り返して、明日まで乾燥させます。
ウォールナットの良い色が出てくれたので、早くナイフにセットしてみたいと思うのですが、乾くまでは我慢です。
明日の作業の準備も進めながら、乾くのをゆっくりと待ちたいと思います。
何事も焦りは禁物です…