寒 露

今年は暑い夏でしたが、最近では暦通りに朝晩は少し冷え込んでいます。
そして、今日は体育の日ですが、お家で源流ナイフの続きです
『鞘』
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グリップは昨日削って、木固めエースで2回目の処理をしてから就寝し、お昼過ぎからナイフにセットする。
出来たグリップはウォールナットの木地の色も良い感じに仕上がりました。
そして今日は、写真のシースを作製です!
標準で付いてくるナイロンシースも悪くないのですが、源流釣行ではカイデックスシースの方が使い勝手が良いと思い作製しました。
作製と言っても、材料と道具があれば特に難し作業ではないので一気に作製していきます。
まず最初にナイフが抜けるように、ブレードの段差を確認して、引っ掛かりそうなところを処理します。
『段差』
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今回のナイフの場合、丁度グリップ上部が絞られているので、ここを埋めます。
埋めるためにブレードの厚みを測って、それに合わせて材料を切り出しまます。私はバルサ材を使用しました。
それから、ナイフに傷防止の養生テープを貼って...
『準備』
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テープを貼る時に先程切り出したバルサ材も一緒に貼り付けます。
圧縮用に購入したのは、厚さ30㎜の高耐久性ウレタン(強)です。サイズは300㎜×300㎜×30㎜で468円で購入しました。
会社の帰りにユザワヤによって、座布団や椅子に使うウレタン探しに行って見つけました。これにホームセンターで買った木材を半分に切ってウレタンを貼り、蝶番を取付けた物で圧縮することにしました。
次の準備は・・・
『ホットプレート』
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カイデックスシートを温めるのに使うのは、写真の通りホットプレートです。
ホットプレートを200℃にセットしてその上にカイデックスシートを載せて蓋をして待つこと約3分
『準備2』
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手袋をして手で持って、フニャフニャになっていることを確認出来れば準備完了です。
ここからは温めたカイデックスシートが冷めないうちに一気に作業を進めます!
先程のウレタンの上にカイデックスシートを敷いて、直ぐにナイフを置いて、その上にカイデックスシートを置いてから木材をで挟んで締め込みます。締め込みは自分の体重を使って・・・その上に座る。
大体10分位経ったのでそっと開けてみて、良い感じなので取り出しました。
※上記の作業は写真を撮っている暇がないので、作業は文章のみです。
『穴あけ』
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穴あけ位置は以後の使用方法によるので、位置はその辺りを考えてドリルを使ってあけていきます
穴あけが終了すると・・・
『開く』
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くっついていたカイデックスシートを分割します
写真の通り、しっかりとナイフの形が付いています!
ここまでしっかりナイフの形が付くと、ナイフをシースに入れてから振ってもカタカタ鳴りません。
その後は内側を清掃してハトメで止めて、余分な部分をカットしてからカット部をヤスリで整えて・・・
出来上がりは表紙の写真です。
ここからテックロックを付けるためのパーツを作りたかったのですが、材料が足らず作業は後日になります。
『寒露』
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夕方になって、ワンコの散歩のためにジムニーを走らせて
日中はまだまだ暑かったのに、夕方はしっかり気温も下がってきて
季節はしっかり前に進んでいる。
私の来季の渓流釣行に向けた準備はこれからも続きます
慌てず焦らず・・・ゆっくりとね