設 定

自作 渓流ベイトロッドの作業工程も解禁に向け順調に進捗しております。
今回はロッドを作る際、釣果に差が出る一番重要な作業を実施します
『ガイド』
P1060038.jpg
本日の作業はロッドにガイドをどのように配置し設定するか?
この作業だけは、何回やっても確認の上に確認を要する作業なので、必然的に時間が掛かってしまいます・・・
まずガイドをロッドに取付ける前に、ガイドの足を削ってスレッドを巻きやすい状態にしておきます。
スレッドを巻くのは、まだまだ先の話ですが、ガイド取付作業は何時もここから始まります。
一番最初はとりあえず、予想位置でガイドをマスキングテープを使って仮に取付けていきます
『予想』
P1060039.jpg
こちらの作業は、ガイドの位置は勿論ですが、取付けるガイドの数の確認もあるので慎重に進めていきます。
ガイドの数は使用するブランクの性能で変わるので、自分の釣りに一番合ったガイド位置を確認して・・・
『ワンチェック』
P1060042.jpg
自分用のロッドは一旦この位置と思う場所と、ガイドの数で取付けてみました。
Jr用のロッドは、まだこれからの作業でガイドはついていませんが、ワンコがしっかりとチェックしてくれます。
ワンチェックが済んで、1日経ってから再度ロッドのガイドの位置関係を確認して・・・再びやり直しをして・・・
この繰り返しで、一番良い位置を探し、ロッドのバランスを整えていきます。
仮組時はロッドにマスキングテープを使ってガイドを取付ていますが、実際にガイドをロッドにスレッド巻してコーティング材で固めると、ロッドの曲がりの特性が変わるので、その辺りも考慮しながら調整していき…
作業開始から3日目でようやく納得いく設定になりました。
『完了』
P1090047.jpg
実際にリールを付けてラインを通しチョークガイドと第2チョークガイドの位置を再度確認します。
・・・問題なく良い感じです!
『高さ』
P1090046.jpg
この作業ですが、実際に使用するリールを使って確認しないと、リールによってリールシートから出るラインの高さが違っているので、チョークガイドを最適な位置に設定できません。
この辺りが自作する良い部分かもしれません。
他にも、ロッドの長さ・硬さ等も自分で決められる事と、自分の使用条件に合わせたガイド数やガイドの種類が選べるので、必要な所にコストをかけて、自分の使用条件に合わせた使いやすいロッドが作れます。
ロッド作製作業に関しては、ルアーやランディングネットを作るより簡単な作業ですのでロッドの自作はお勧めです!
特に渓流から源流に使用するロッドは探すより作る方が良いと思います。

ガイドの位置が決まったので、今度はスレッドを巻いていく作業になるのですが、窓から雪が降っているのを見ていたワンコが散歩に行きたいとアピールするので、山に散歩に行って・・・
『白雪』
P1097833.jpg
ロッド作製も良いのですが、解禁に向けて、雪山に登る練習も兼ねての散歩です。
ワンコはとても元気よく走り廻ります
それを息切れしながら走って付いていく・・・もう少し体を動かさないといけませんかね?
でもとりあえず、今はロッド作製に時間を掛けますが。