例年だと、厳しい寒さに見舞われる大寒ですが、今年は優しい気温に包まれる
そして大寒になると、渓流装備の作製も終わりが見えてくる。
『色合』

右のロッドは自分用で、左はJr用のロッドです。
自分用のロッドはコーティングも完了していて、次に続くJr用のロッドに手をつける
自分用だと、迷うことなくスレッドの色を合わせて巻いていくのですが、Jr用となると少し気を使って…
今回の要望は青をベースにして欲しいと言うこと。
ただ単色で巻いても面白くないので、3色を混ぜて巻いて行くことにしたが、巻いてはほどいて・・・巻いてはほどいてを繰り返して、結構な回数を巻き直しました。
挙句の果てに、新しい色のスレッドを求めてお店に行って、追加購入してまた悩む…
とりあえず色を変えて、再度巻き直し・・・
『決定』

簡単な巻きにしましたが、悪くないのでこれで行こうと思います。
ここから先のガイド取付工程も色を考えながら巻き上げて完了して。
次の工程はスレッドのコーティングを実施します。
コーティングには前回同様にフレックスコートを重量を測って同量で混ぜ合わせて、ガイドに塗って行くのですが、その前にダイソーで買ったナイロン製の絵具筆を・・・
『カット』

毛足が長いと塗りにくいので、ハサミで短くカットする。
カットする目安は、指で毛先を触れて毛に張りがある感じにします。
フレックスコートを混ぜるカップも筆も100円均一で揃います。
ここまで準備を済ませたらロッドを廻して・・・
『コーティング』

廻しながらフレックスコートを全体に塗って馴染ませていきます。
スレッドを巻いた場所にフレックスコートを綺麗に塗り終わると、今度はヒートガンを使って塗った場所に高温の熱風を当てて・・・
この作業は、温めてフレックスコートを柔らかくして、スレッド下にもしっかりとコーティング材を浸透させるのが目的です。
こちらは、ヒートガンが無ければ、アルコールランプを使って温めても大丈夫です。
熱くなるのであれば、ロウソクでも一緒と思いますが、煤が出て使えないので注意が必要です。
ここまでの作業を昨夜の内に終わらせていたので・・・
『完成!』

ロッドのグリップエンドもスレッドと合わせて購入した物を取付けました。
今回使用したスレッドはジャストエースのスレッドを使用しましたが、メーカーの説明にある通り、毛羽立ち難くて巻きやすいので、これからはこれで行こうと思います。
リールをロッドにセットして、バランスを確認したり色合いを確認したり
いい感じに上がったと思います。
これでロッド作製も完了!と言いたいところですが、自分用のロッドのガイドが僅かにズレていたので、取外して再度スレッド巻を・・・
なので、あと少し時間が掛かります。
『大寒』

暖かい大寒の山を、何時ものようにワンコと一緒に散歩して
今年の山は今のところ雪は少なそうです。
ただ、毎年そう思っていても、解禁直前に大雪に見舞われることもあるので、安心せずに準備を進めて行こうと思います。
渓流解禁まであと少し。
出来るだけのことは進めて行こうと思います。