装 備

渓流解禁に向けた自作装備の源流ナイフがついに完成しました!
『装備』
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ATS-34の鋼材から切出し、削って、熱処理に出して、磨いて刃をつけてカイデックスシースを作る。
ナイフは初めて作りましたが、まずまずの出来と思っています。
完成までの作業ですが、前回ハンドルが出来たので、ナイフの切味を決める刃付け作業に進みます。
『砥石』
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砥石で時間を掛けて、刃を付けていきますが、熱処理後の鋼材は削るのがとても大変であることが分かりました。
焼入れ前の刃厚を厚めに付けていたので、この作業に結構な時間を費やしました…
刃付けが終わると、危ないのでシースを作ります。
『養生』
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時間を掛けて それなりに綺麗にしたナイフの刃に養生テープを貼って、ナイフの保護とシースとナイフに適度な隙間を作ります。
ここまで準備を済ませると、今度はカイデックスシートの準備も進めて…
『カイデックス』
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カイデックスシースはハンドル材の色と渓流装備のイメージからモスグリーンを選択しました。
適度なサイズに切って、ホットプレートを200℃で設定して蓋をして約4分・・・
熱を掛けると、カイデックスシートがフニャフニャになるので、そのタイミングで一気に作業を進めて
『カイデックスシース』
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フニャフニャになったカイデックスにナイフをサンドして、以前作ったウレタンと木材で挟んでその上に座り込む・・・
待つこと約10分・・・開けた状態が上の写真です。
しっかりとナイフの型押しが出来ています。
ここまでの作業は昨夜に済ませて、早朝から再び作業を開始して・・・
『穴あけ』
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全体のバランスを見ながら、穴を開ける位置を考える。
鉛筆で下書きをして、問題なければドリルで穴を開けて、仮にハトメ等を穴に入れていきます。
再度バランスを確認して・・・
『開く』
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穴を開けた2枚合わせのカイデックスシースを半分にして、余分な外側を手ノコでカットする。
綺麗に掃除を済ませたら、接着材を塗って、ハトメ処理をして外回りをベルトディスクサンダーで仕上げ削りを行い完成したのが表紙の写真です。
まだカイデックスシースに若干の微調整が必要ですが、とりあえず 自作源流ナイフ完成です!
次は包丁も・・・と思っていたのですが、渓流釣りに絶対必要な遊漁券を購入するために、ジムニーを走らせて・・・無事 遊漁券購入完了です!
遊漁券を購入する際に、雪の状態等をお聞きしましたが例年になく、雪の無い冬だったとのこと…
実際にポイントの確認に行っても、確かに雪が無くタイヤをMTタイヤに交換しようか悩む位です。
それから、解禁は何処に入るか?
それについても今からしっかり考えて行こうと思います。