朝から削り出し作業場所に向かう道中、着物を着た子供を乗せた親が運転する沢山の車とすれ違う...
成人式の本日、源流ナイフの削り出し作業実施です。
『開始』

まず、ナイフを削る前の準備ですが、前回まで形状を考えて確認し切出した紙を鋼材に貼る事から作業は始まります。
鋼材への貼付けはスプレー糊を使いますが、前回100円均一のスプレー糊を使用して、作業中に簡単に剥がれたので今回はscotchのスプレー糊を使用しました。
鋼材に紙を貼り終えると作業開始です!
最初の作業は貼り付けた型紙に合わせて鋼材を型紙通りに削り出していきます
『削る』

正直な所、最初はベルトサンダーを使用するかディスクグラインダーを使用するか考えましたが、今回は最初からベルトサンダーで削ってみました。
金ノコを使用して切出す方法もありますが、時間が掛かるので電動工具を使用して一気に作業を進めていきます。
今回作る2本の形状を削り出し
『形状』

形状を削り出しましたが、今回使用したscotchのスプレー糊は作業中もしっかりと貼り付いていました。
今回の削り出しの中で、大型のナイフの握り部はベルトサンダーでは削り出せる形状ではなかったので、ディスクグラインダーを使用しました。
流石にディスクグラインダーの切出し状況は写真なしです…
形状の削り出しが完了すると、次の作業の準備をして・・・
『中心』

刃を付けるために青のマジックで色を付けて、ノギスを使って中心線を引く。
中心線を引くための専用の道具があるのですが、私はこの方法で中心線を引いています
それから、今回作製するナイフですが、1本は片刃で仕上げていきます。
『片刃』

ベルトサンダーでの作業は思った以上に削れるため、ゆっくりと慎重に作業を進めます
鋼材の種類や厚みで削る時間が変わりますが、確認しながら慎重に作業を進めると良い感じに収まるところが見えてきます。
今回の削り出しは、番手の粗いベルトを使用しているので、ハンドル廻りの細かな部分を金ヤスリで綺麗にした後に仕上げ用の番手に変更したベルトサンダーで再度作業をする予定です。
『削り出し』

本日の削り出し作業はとりあえず完了しました。
ここから先、金ヤスリを使って細部を削る等、やらないといけないことが沢山あるので、慌てず焦らず作業を進めて行こうと思います。
それにして、成人式の今日 日射しも良くジャンバーを着ての作業だと汗ばむ位に気温が上がり
何時もなら雪があってもおかしくない作業場所も雪等降った気配すらなく・・・
記録的な暖冬との予報は的中しています。
冬に雪が降らなければ、今年の春から夏は水不足になると思う・・・
暖かくてすごし易い事は良い事ですが、冬本来の気候になって欲しいと正直に思います。
早く雪が降る事を願いたいと思います。