2020年に入っても暖冬を感じる日々が続いています。
暖かな気温の中で、源流ナイフ作製作業は少しですが進捗させて・・・
『状況』

ベルトサンダーの番手を細かくして削ってみました
それから、少し細部も手を加えているので、そこを綺麗にしていこうと思います。
細部に手を加えると言っても、ナイフに滑り止めを付ける作業ですが、滑り止めはナイフを握った時に親指が滑りにくいようにするための細工です。
専用のチェッカリングヤスリを使えば、カッコよく仕上がるのですが、そんな物を持ってもないし準備もしていないので、今有るヤスリで削って行きます!
『滑り止め』

ただ単に線を刻むと面白くないので、手持ちのヤスリを見ながら少し考えて・・・こちらにしてみました。
削るところに青のマジックで色を付けて、削る位置をケガいてその上を削って行きます。
このナイフの鋼材はATS34ですが、焼入れ前だと良い感じに削ることが出来るので、慎重に削って・・・
『完成!』

何時ものように削っては握ってを繰り返し、握っても良い感じに仕上がりました。
とは言え、とりあえず滑り止めの部分だけを削った状態なので、エッジが効きすぎているので全体を削る時に調整します
その後は、ハンドル廻りの仕上げも確認しながら削って・・・
『加工後』

本日の金属部の加工完了後の状況です。
昨年作ったナイフを基に、色々と考えていた事が反映出来ていると思います。
実際に使ってみたり、作りながら分かる事があるので、ルアーと同じで作るたびに良い物になって行きます。
それから、ここまで作業が進捗してくれば、そろそろこちらも・・・
『ハンドル』

ナイフのハンドル材をどのように付けるか・・・
今回のナイフはハンドルにシャム柿を使用したいので、適度な大きさにカットしてみました。
材料をカットしてみて・・・ボール盤が無いのでどうしようか・・・? なんて現在考えております...
本日の作業は一旦ここで終了して、何時ものようにワンコと山へ!
『大寒』

例年に比べて、寒さは厳しくはありません。
このまま春を迎えるのか?それとも、寒波がやって来るのか?
自然の事は分かりませんが、少し雪が降って欲しいと思います…
源流ナイフ作製も順調に進めていきたいと思います。