完 了

今年に入り源流ナイフ作製に時間を費やしてきましたが、ようやく作業は完了します。
ナイフにハンドルが付くと、後は刃を付けてシースを作るのみです。
『刃付け』
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砥石を使ってしっかりと刃を付けて行きます。
刃を付けると、焼入れた鋼材から刃物に変わる大切な作業です。
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刃付け用の砥石はシャプトンの刃の黒幕を使用します。
使う番手は荒砥から中砥程度で仕上げるので、いわゆるキンキンな刃付けは行っておりません。
源流ナイフの形状から察し着くと思いますが、ナイフより鉈に近いイメージに仕上げているので、刃も鉈程度で長切れするようにとの考えからです。
刃の黒幕でしっかり砥ぐと、中砥でもそこそこ切れ、最後に革砥で仕上げています。
ナイフに刃が付くと、抜身のままでは危ないので・・・
『作業』
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次の作業に入って行くのですが、その作業はシースを作る事になります。
シースを作るための準備をしながら、ホットプレートを温めておきます。
ナイフに隙間を作るために養生テープを貼っておき、温まったホットプレートの中にカイデックスを入れて蓋をしてから200℃で約4分
熱くなりフニャフニャになったカイデックスをナイフの下と上に置いて、自作のプレス機でプレス!
プレスと言っても、板の上に私が座るだけです…
『シース』
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ナイフの形がくっきりとつきました。
1本目が完了したので、もう1本も同様に作業を進めて
次は完全に冷えてから、ハンドドリルを使って、ハトメ用の穴を開けて・・・
『ハトメ』
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大体の位置でハトメを入れる場所を決めて、穴あけ後ハトメを入れてかしめた所です。
一旦このように作っておいて、後でテックロックを使う位置等により穴を増やしていきます。
ハトメが終われば、今度は形を整える作業に入りますが、大まかな所はノコギリを使って切ってしまい、その後は・・・
『ベルトサンダー』
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ベルトサンダーを使うと、ハンドル以上に早く削れるので、仕上げたい形状に合わせて慎重に削ります
自分の考える形状になれば作業は終了しますが、この後の清掃に時間が掛かり…
その後はカイデックスの微調整をしたり、テックロックの取付位置を確認したりしていましたが、雨が降り出す前にワンコの散歩のために山に行って。
『完成』
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細部の微調整はまだまだ出て来ると思いますが、とりあえず源流ナイフと渓流ナイフは完成しました!
ナイフ作製は昨年に続いて2回目の作業になりましたが、次に作る時はもっと良い物が出来ると思います。
ただ、今回作ったナイフも自分の思った形状に仕上がったので、来年はこの作業は無いかも知れません。
2020年の渓流シーズンを終えると答えが出ると思います。
とりあえず、源流装備と渓流装備のナイフは完了しました!
後は、渓流ミノーも最終仕上げに入ります!!