渓流釣りに携帯するナイフを作るために購入していたモーラナイフのブレードですが
以前に途中まで作製して止めていましたが、コロナの自粛の折に再び手を付けていて
『blade』

モーラナイフのステンレスブレードです。
コロナの自粛で時間があったので作業を再び再開してました
ハンドルを取付ける時に、前回は木だけで作っていたのですが、今回は少し手をかけて・・・
『ヒルト』

渓流スプーン作製用に購入していた、真鍮の3㎜のバーを切断して、ヒルト用の穴を開けてここからヤスリを使ってブレードのサイズに合わせて削って行きます。
削り終わると、ハンドルの溝も同様に削って・・・
『溝掘り』

溝彫りには彫刻刀を使って、時間をかけて平滑に仕上げました。
ここまで来れば、後はウレタン系の接着剤で貼り合せて
『貼り』

ハンドル材にはブラックウォールナットを使用して、真鍮の釘を2本打って、強度を上げておきました。
更にこの上にハードメープルを貼り合せて、ハンドルの形を整えていきます
『成型』

その際にナイフに紐を通す穴を開けて、ニッケルシルバーのパイプを打ち込んでカットしておきました。
パイプも真鍮にしたら良かったのですが、手持ちが無かったので有る物を使いました。
ここからヤスリを使って削り出して、持ちやすさが良い感じになった所で・・・
『仕上』

ハンドルの仕上げには木固めエースを使います。
仕上げ作業が簡単で丈夫になるので、源流ナイフのハンドルやランディングネットにも使用していますが、失敗はありません。
『比較』

写真の右からガーバーグと今回作ったNO2000のブレードで作ったナイフとロバストです。
ブレードはロバスト以外ステンレスで、水辺の使用を考えた素材です。
ナイフが出来たので、余っていたカイデックスを使用してシースも作って・・・
『完成』

良い感じに仕上がりました!
重量は今回作ったナイフがモーラナイフの中で一番軽いので、携帯性が良いです。
モーラナイフのラバーグリップの持ちやすさも良いけれど、木のハンドルも思った以上に良い仕上がりになりました。
セミハンドメイドのナイフですが、これはこれで良いと思いました。