少し前から、新しい渓流用ベイトリールのことを考えている
そんな中で思いついたのが、RYOBI バリウスが使えるか?ってこと。
私の場合 いつもそうだが、作業は思いつきで始まります...
『カスタムハンドル』

これまで作っていたハンドルも、良い感じに仕上がった
グリップエンドのキャップは、いつも通りに炭化コルクを削って入れました。
今回は ここから先の話で・・・
ハンドルとスタードラグが干渉する問題に手を付けました。
ハンドルとスタードラグの干渉状態はと言うと・・・
『干渉』

正直なところ、釣行時のドラグ設定では干渉していないのですが
釣行後にドラグを緩めると干渉します…
スタードラグを他のリールから移植することも出来そうですが、あれこれと
悩むのも何なので、手っ取り早くこちらを選びました。
『加工』

干渉するのなら、干渉するところを取り除けば良い・・・単純な発想です。
ベルトサンダーを使って作業しても良かったのですが、相手がアルミなので
一気に削れそうだったので、金ヤスリを使って削って行きました。
5か所を削って、紙ヤスリから耐水ペーパーまで削って・・・
『・・・』

どうでしょう?
良い感じに削れたと思うのですが・・・
この後も具合を見ながら微調整を行って、納得いく形状になったと思われる状態になったので、ハンドルを取付けてみる。
『確認』

干渉は完全にクリアー出来ました!
それでも、ハンドルを付けると、気になる所がまた見つかり
取外して再び加工をし取付けて加工する・・・この繰り返しが時間が掛かるんですよね。
そして、本日 ハンドルノブのコーティングとスタードラグの形状も決まったので
『完成』

ハンドルノブは磨いて艶出し仕上げにしてみました。
スタードラグは少し形状に変化を付けています。
ハンドルがオフセットハンドルに変わり、軸間が標準の80㎜から85㎜になったので
ハンドルを巻いた時に巻きやすくなったと思います。
五十鈴の520Xキメラもオフセットハンドルに交換し、軸間が85㎜になったので、こちらも
良い感じに収まっと思います。
520Xキメラのスタードラグは力業でオフセットハンドル対応しました。
RYOBI バリウスをこれからどうするか?
アフターパーツが無いリールなので、進めようがないのか?他に加工出来ないか?
これから少しづづ進めていきます。
20年前のリールが渓流ベイトリールに使えるか?楽しみながら進めていきます。