鋼材から切出して、形状を考えながら作ってきた渓流ナイフですが
ナイフを作るのは、とにかく削る・・・研磨作業がひたすら続きます
『研磨』

今回作る2本のナイフの内、1本は良い感じで削れました。
写真の左側ですが、まだ削っていない右側と比べると薄くなっているのが分かります
鋼材を削りながら、手にとって感覚を確かめながら研磨を続けて・・・
時間は掛かりますが、自分で納得する形状にするために必要な作業です
『確認』

削っていると時間を忘れて、手を真っ黒にしながらの作業になりますが
納得するまで研磨を作業を続けて、2本目も良い感じに削れました。
大まかなナイフの研磨が終わると、細かな削り出しが始まり・・・
『細工』

水場で使うナイフなので、親指で抑える位置に滑り止めを刻みます。
この作業は専用の工具がありますが、たまにしかナイフを作らない私は
ヤスリを使って慌てず少しずつ刻んでいきます。
『完了』

慌てなければ、なんとなくですが良い感じに仕上がるものです。
良い感じで2本のナイフに滑り止めを刻むことができました。
ここまで来れば、後は最終的な仕上げに入ります
『形状』

グリップのイメージを鋼材に書いてみました。
とりあえず、鋼材に書いた円に穴を開けて、まだ荒削りですが、全体的に磨きました
『荒削り』

まだ荒削りですが、ようやくここまで出来ました。
ここから先は、ナイフの刃を調整しながらの詳細な研磨作業に入って行きます
コンベックスグラインドで削っているので、最後の刃付けのイメージをしながらの
作業になりますが、慌てず焦らずじっくりと進めたいと思います。
とりあえず、1月中には熱処理に出せるように頑張ります。