刃 付

渓流解禁に向けて、やらなければいけないことが多い…
と言っても、やらなくても良いことを好きでやってるだけですが・・・
『刃付』
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ここ最近はロッドにばかり手を取られていましたが、渓流ナイフの仕上げも残っている
今回はとりあえず、焼入れが済んだ鋼材をナイフにする作業を進めて行きます!
鋼材の焼入れにために八田工業さんへ送って鋼材が帰ってきて、まず最初にするのは
鋼材の酸化膜を削る作業です。
『酸化膜』
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写真の右側は酸化膜を落としています。左側は作業前で少し黄色く見えています。
酸化膜をそのままにしていると、鋼材に良くないため、直ぐに酸化膜を落とし、そのまま放置しておりました。
そこから、夜間作業で鋼材に刃を付けてナイフにするための作業が始まります。
『荒砥』
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まず、荒砥から初めて、イメージした刃になるように砥いでいきます。
焼入れ前の焼き曲がりを防ぐための鋼材の厚みを薄くするのが本来の目的で
ナイフの厚みを確認しながら、薄く仕上げたい場所を確認しながら作業を進めて
『中砥』
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イメージ通りに砥いで、指で厚みを確認しながら、納得いく厚みになったので
中砥で刃の通りを確認しながら、あと少しで切れる刃が付く一歩手前で止めておきます。
『完了』
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とりあえず、こんな感じで切れる刃が見えてきました。
ここから先は、ナイフ全体を綺麗に研ぎこむ仕上げ磨きも入れながらの作業に変わります。
最終的なナイフの刃は、刃持ちの良い刃に仕上げていきたいと思っています。
どんな感じになるのか?今から楽しみにしておきたいと思います。
渓流解禁に向けて、作用順序を再確認しながらの作業を進めて行きます。