渓流ルアーロッド作製ですが、ソリッドグラスブランクの調子を見ながら
ガイド取付位置を確認していました。それでもグラスらしい曲がりが気になり
『調整』

バットまで綺麗に曲がる仕様ではルアー操作など流石に厳しいので補強を入れたくなり
ハンドルシート下から、補強したい場所までを確認し、今回の作業が始まります!
ブランクのバットにはカーボンを使用した補強をいれました。
ソリッドグラスにカーボンを纏わせて、バット部の強度を上げる作戦です
『合成』

ソリッドグラスに纏わせたカーボンのエポキシ樹脂が硬化したので、
再度ブランクの曲がりを確認すると・・・狙い通り良い感じに補強されています。
ブランクのバット部が補強されると、曲がりが変わるためガイド取付位置も変わり
再確認を実施しながら、また仮組をしていきます
『ガイド』

仮組で実際にラインを通して、ブランクの曲がりとラインとロッドとの間隔を確認し
ガイドの位置を変えるため、スレッドを解いては再びの仮組を繰り返して・・・
狙った位置に取付できると、最後に曲がりを確認して、合格すれば次の作業に進んでいく
『coating』

コーティングにはフレックスコートを使用しています。
しっかりと分量を量るのですが、私は硬化剤を気持ち多めに入れています
ガイドの足下にもしっかりとコーティング剤が廻るように塗り込んだら、アルコールランプで
炙って、しっかりと浸透させながら気泡を抜く作業を実施して・・・
また、アルコールで炙ってやると温度が上がって硬化速度も上がるので、欠かせない作業になっています。
それから、ロッドのバット部の仕上がりですが・・・
『カーボン』

カーボンがそのまま見えるように仕上げてみました。
緑のロッドにハンドル部のアクセントのために、飾り巻よりも実用も兼ねたカーボン巻きを見せています。
全てのコーティングが終わったので、クルクルと低速回転ででロッドが回っていますが
このまま、朝を迎えると完成していると思います。
今回はロッドにハンドルを取付けていないので、ブランクが仕上がってからハンドルに取付けて
完成するので、早くキャストしたい気持ちを抑えて、しっかり作り込みます。
渓流解禁まであと少し、着実に準備は進んでますよ!
あと少し、頑張りたいと思います。
この記事へのコメント
若葉
私も竿を3本作りましたが
使えそうなのは1本だけてでした😢 部品取りして廃棄しました(-_-;)難しいね(笑)
カワセミ
まもなく開幕しますので、現在作業に集中しています!
今回作っているロッドは、TEST用のロッドですので
どうなるか?楽しみにしています。
作れば作るほどに良いものができます。
学ぶより作れ! そんな感じで作成しております。