記録的な積雪により厚く積もった雪の状態が気になり、雪山を目指してジムニーを走らせる。
『雪解』

例年ならこの時期は雪解けが進んでいる場所も、今年はまだまだ雪が残り・・・
それでも、解禁直後に比べると雪解けは確実に進んでいます。
今回は雪解けが進む春の渓を立山カンジキで遡行します!
着替えを済ませて、立山カンジキを履いて雪山を登っていきます・・・
ただひたすらに登っていきます。
気温はここ最近の冷え込みで下がっていて、雪が締まって登るのは楽です。
『山登』

ゆっくりと登りながら、釣りが出来そうな場所を探すのですが、中々見つからず…
降下地点を探すのも難しいですが、登る場所も見つけておかないと迂闊に降下できません。
そして、水量は雪解けの影響を受け、上から見ているだけでも増水しています。
登り始めて、2時間で当初決めていたポイントに到着しました。
一息ついてから、流れを目指し降下して、雪上からルアーを流れにキャストする。
反応を見ながらルアーを操作していると、後ろから黒い影が走り・・・
『HIT』

ルアーにHITしたのは、まだ錆の残った綺麗なヤマメです!
ヤマメが釣れたことで、2時間登ってきた苦労と疲労も吹っ飛びました!!
釣れたヤマメを観察して、写真を撮ると直ぐにリリースする。
その後も同じポイントにルアーを通したが反応は無くなる…
こんな時は粘っても時間の無駄なので、また山登りを始める・・・
『曇天』

山を登り始めた時には、晴間も出ていましたが、お昼に近づくにつれて雲が広がり
段々と暗くなってきました。
天気予報では雨の降りだしは15時以降との事だったので、気にせず登ります
『気温』

標高1000mを越えた辺りから、急に寒くなったような気がして確認すると6.6℃…
登り始めは10℃あったので、3.4℃下がったことになります。
気温のことも気にせず、ひたすらポイントを目指して登りは続いて
今回の終点のポイントに到着する。
安全に気を付けながら山を下って雪上よりルアー送って反応を確認する。
ルアーに反応する影は有るが、HITまでには至らず…
その後もポイントを狙いながら、遡行を続けると・・・ルアーを追う影が一直線に走る
『雪ヤマメ』

戸惑うことなく、ルアーに飛びついた綺麗なヤマメです。
体には錆が少し残っていますが、明らかに春を意識し色に変化しています。
ヤマメを観察して、写真を撮ると手早くリリースする
この先も釣り登って、2匹ヤマメのHITを追加して、ストップフィッシングとしました。
とにかく、雨が降り出す15時までには山を下りないといけないので、足早に下山を開始する。
下りは登りよりも楽なのと、登った時の踏み後を歩くので、非常に効率が良いです。
それでも、15時丁度にジムニーに到着して、着替えを済ませると帰路に付いた。
帰る途中、予報通り雨は降りだして、脱渓判断は間違いではなかったようです。
今回の釣行、もう少し雪解けが進んでいると思われましたが、まだまだしばらく残りそうです
そして、今回はイワナを釣りたくて山を登ったのですが、イワナの姿は確認できず…
またリベンジしたいと思います。
次の釣行も、安全で良い釣りになることを願います。
□釣行日:2022年3月23日 □天 気:晴れのち曇りから雨 □状 況:増水・気温6.6℃・水温4.0℃ □ロッド:kawasemiロッド2022 □リール:シマノ カルカッタ コンクエスト50DC (改) □ ルアー:kawasemiミノー2022 □ 釣果:ヤマメ 4匹