雨 後

まとまった雨が降り、山の樹々は美しい緑を発色させる
雨後の流れは期待と不安があるものの、良い事しか考えないのが釣人です。
『雨後』
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入渓準備を済ませ、遡行を開始した頃に陽射しが僅かに流れまで届いてくれる。
今回は曇り空の下、雨後の流れを遡行します!
遡行を開始して足を流れに踏み入れると、増水と水温の低下が確認できる
山にはまだまだ残雪があり、雨が降ると雪融けが流れ込むからだ
水温が下がっても、春を越え夏を迎えようとしている魚達は元気に活動していて
TEST中のスピナーに良い感じに反応して・・・
『HIT』
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可愛いサイズですが、今の時期に一番元気なサイズになります。
源流のヤマメは、まだ夏色に変わっていませんが、これはこれで綺麗な色です
『気温』
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雨上がりの曇り空で、標高が1000ⅿを越える山では、こんな感じです。
さすがに夏装備では、涼しさを通り越し、肌寒い気温で、遡行していても汗もでません
そんな中でも、渓魚はしっかりと反応してくれて
『ヤマメ』
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着水と同時に反応したのは、夏色の綺麗なヤマメです。
同じ流れの中でも、棲んでいる場所で色が変わったり、ルアーへの反応も異なるので
その辺りをしっかりと確認しています。
ミノーでは着水と同時にHITすることは良くありますが、スピナーの同様に
着水と同時にHIT するのですが、沈下速度が速いスピナーでも同じようにHITするのでれば
ミノーも少し考える所が出てきます。
そんな事を考えながら、遡行していると、足から伝わる水温が段々と冷たくなってきて・・・
『雪渓』
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やっぱりありましたか・・・昨年は記録的な雪が降ってるので
来月辺りまで残ってそうな流れは、沢山ありそうです。
遡行していて、雪を見ると嬉しくなるものですが、今日に限って言うと
雪から冷気が出て、夏場に冷凍庫を開けた時に出る冷気で白くなっているので
寒さも含めて遠慮したいところです…もちろん、水温も下がっているのですが
そんな中でも、しっかりとポイントを狙ってやると・・・HITしてくれました。
『雪ヤマメ』
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ヤマメにとっては、雪解けが入ろうが気温が下ろうが、全く問題ないのでしょう。
解禁直後のカンジキを履いての釣行と違い、今の反応でHITしてくれました。
釣れたヤマメを観察して、写真撮ったらリリースして、脱渓地点まで遡行を続けた
脱渓地点に到着したので、山を登ってそこから下ってジムニーまで下って行く。
ジムニーに到着して、着替えを済ませ帰路に付いた頃に雨に降られる…
今回も脱渓タイミングは絶妙でした。

今回の釣行、雨後の増水で渓魚の反応は大変よかったです。
TESTのスピナーも、あと少し手を加えないと行けないことが確認でき
良い釣行になりました。
次の釣行も、良い釣りになることを願いたいと思います。

釣行日:2022年6月8日 □天 気:曇り後雨 □状 況:増水 気温13.6℃・水温9.0℃ □ロッド:kawasemiロッド2019 □リール:五十鈴工業520Xキメラ(改) □ ルアー:試作 スピナー5型 釣果:ヤマメ 15匹 イワナ 3匹

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