時 機

台風一過の目覚めの朝は、薄暗くて天気が良く分からない...
台風の影響も最小限で、雨が降って水が増えて、この時機に入る流れを目指してジムニーを走らせた
『時機』
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目的地に到着して、着替えを済ませて登山道を歩くと、新たな彩が山に加わって
タマゴタケと思うのですが、赤い色が一際綺麗で目立ちます。
今回は台風一過の増水の流れを遡行します!
流れに向かうまでの道のりは、入る地域によって加わる色は様々で
そんな色を観察しながら歩いていると、入渓地点までの時間は短く感じる。
到着した流れは、予想通りに増水していて、ポイントをチェックしながら遡行を開始すると・・・
『HIT』
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流れの中の岩の下から元気よく飛び出したのは、まだ夏色を纏った綺麗なイワナです。
イワナの色や模様のパターンは河川毎に違いがあり、それを確認するだけでも楽して
それを観察しながら写真を撮って、元の流れにリリースしてから先を目指す。
『気温』
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今回は遡行していても、心地よい気温で台風の影響か?時折強く風が吹くと肌寒い位です。
このまま一気に秋に向いそうなものですが、まだ暑さが戻るようで・・・
暑くて渓流釣りには行くので、変りありません。
高低差のある流れを遡行すると、この気温でも汗は出ますが、真夏よりは全然ましです。
そんな感じで遡行を続けて行くと・・・
『源流岩魚』
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見ただけで、居そうな気がするポイントに、ルアーを送る角度を考えて立ち位置を決める
そこからは、優しくルアーをポイントに送ってからアクションを掛けると・・・ロッドから手に ゴン!と来る。
狙い通りに釣った源流のイワナです。
顔つきもカッコいいので、時間を掛けて観察を進め、写真も多く撮ってからリリースした。
色も姿もサイズも含め、納得のいくHITでした。
その後も登って、遡行する足元にも新たな色があり・・・
『栃の実』
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増水した流れの溜まりには栃の実が流れに寄せられて溜まっている
落葉の色と栃の実の色が流れに加わり、遡行していても楽しく登れます
楽しい気持ちで遡行できれば、良いこともあり・・・
『尺岩魚』
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こちらもまた、見るからに居そうなポイントに、優しくルアーを送って誘ってやると・・・
1投目は小ぶりな岩魚が釣れて、ダメかと思いながら再度ルアーを送ると・・・ガツン!と来ました。
このイワナも観察して写真を撮り、元の流れにリリースしてから更に先を目指す。
その後もHITは増えて、脱渓地点に到着したので脱渓することにした
『日差し』
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脱渓するために崖を登っている時に、ようやく日射しが出てくれましたが、直ぐに曇って
曇り空の下を山道を抜けて、ジムニーまで歩き続け、到着したら着替えを済ませて帰路についた。

今回の釣行は台風一過の増水を狙って入った流でしたが、これから秋雨もあり、雨後の狙いが釣果に差を付けます。
なので、時機を見極め確立の高いポイントを絞った選択を考えます。
そして、次の釣りはどこに行くか?天気を確認しながら考えたいと思います。
次の釣りも安全に良い釣りができることを願います。

□釣行日:2022年9月7日 □天 気:小雨から曇り □状 況:増水・気温19.0℃・水温11.0℃ □ロッド:kawasemiロッド2019 □リール:シマノ カルカッタ コンクエスト50DC(改) □ ルアー:kawasemiミノー2022 □ 釣果:イワナ 21匹

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