神無月

10月 神無月・・・例年のことですが渓流釣行が終わり、燃え尽きた感があります。
ただ、渓流釣りが終わると始まる作業もあり・・・
『神無月』
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まず初めに、林道を駆け巡りドロドロになっていたジムニーを感謝しながら洗車すること。
ジムニーは綺麗になりましたが、連休は生憎の雨で...
雨の連休に来期用のルアー作製を始めることにしました。
ルアーを作る前に絶対にすること。
今年釣れたルアーとダメだったルアーの確認をすることから作業は始まり
形状・重量・リップの位置などの外部の差異を確認して、次は内部の確認も実施します。
内部の確認方法はと言うと、単純な方法ですが・・・
『背開き』
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カッターナイフで背中から背開きにして、内部の微妙なバランスを確認します。
同じ形状のルアーでも、作る時に少し手を加えているので、それが期待通りに
機能していたのか? 単なる無駄な作業だったのかを確認します。
確認して、良い結果は来季用に更に手を入れて進化させていきます。
『type』
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ルアー内部の確認が済むと、来期モデルのルアーのイメージを削って形にしていく
削る時はカッターナイフを使って簡単に削りながら確認し、全体のバランスが決まると
内部の構造線を作っていきます。
『構造線』
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連休が雨だったので、今回作る数のステンレスを一気に曲げてロウ付けまで完了させました。
手にマメができそうな状態ですが、チマチマと作業するよりも、一気に作った方が
効率が良いので、釣りの無い雨の連休も有意義な時間だと思います。
『貼り合せ』
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貼り合わせ作業は、内部に入れるウエイト位置などの調整が必要なため、
一気に作業を進めることはできませんが、コツコツと調整しながらの作業が続きます。
ルアーの動きを司る性能はこの作業で決まるため、気を抜かずに進めていきます。
この作業はこれから進んで行くので、慌てず焦らず確実な作業を続けています。
来期に渓流で使うイメージを思い浮かべながら...

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