渓流釣りの相棒のジムニーですが、運転席側後輪側に大きな穴が見つかりました…
穴が開いたままで、新年を迎えるのはどうかと思い、年末の休暇に補修しました。
『補修』

後輪の飛石が当たる場所でもありますが、そのためか?錆びていました。
薄くなった鉄板をハンマーと金ノコで切って中を確認する・・・
表に見える錆より、特に気になったのは、ボディー内部の錆びですが・・・
『内部』

外側は錆びて穴が開いていましたが、中は泥が大量に詰まっていましたが錆は余り気になりません。
この後、切出し部分を綺麗にカットして、内部はサビキラープロをしっかりと塗っておきました。
それから、この穴をどうやって塞ぐか考えましたが、簡単に鉄板を溶接して塞ぐことにします。
『型取』

塞ぐサイズを確認するために、ダンボールを使って必要なサイズを型取りします。
ダンボールや厚紙はハサミで簡単に切れるので楽ちんです。
『切出』

型取りしたダンボールを基に、必要なサイズの鉄板を切出します。
使用する鉄板は1.6㎜で、金ノコでも簡単に切れる厚みです。
ナイフを作る時に使う3㎜以上の鉄板を切出すことに比べると、簡単な作業です。
切出しが終わると、鉄板を取付位置に合わせて曲げ加工をして・・・
『調整』

曲げ加工や金ヤスリで形状を合わせていきます。
この作業で隙間が出ないように調整しておくことで、溶接作業は楽になります。
『溶接』

使用するのは自宅で使える100Vの半自動溶接機ですが、電圧を合わせるのに少し手間取りました。
上向きの溶接のため、火花をあびて服に穴が開きましたが、何とか全周溶接しておきました。
溶接部が冷えてから金ブラシで清掃して、サビキラープロを2回塗って、1日目の作業は終了する。
『完成』

2日目の作業は、ラバーチィピングスプレーを吹いて、乾燥させてを4工程実施しました。
この位置ですが、ジムニーで林道を走ったり悪路を走ると、飛石が大量に当たる場所なので、何らかのガードが必要ではないのか?なんて考えましたが、新型ジムニーにもそんな物は無いので、最初からラバーチィピングスプレーを施しておいた方が良さそうです。
これでまた、相棒として愛着が湧いてくるので、来期も源流や渓流に楽しく行けると思います。