目 星

自作ベイトロッドの作製ですが、ガイド位置の決定に向けた作業を続けていました。
ロッド作製の中でも、拘れば一番時間の掛かるところです。
『目星』
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時間が掛かるのには理由があるのですが、まず、チョークガイドをどこにするか?
また、ガイドの間隔はどうするか?数を何個にするか?など考え出すときりがありません。
とりあえず、計算しながらガイドを取付けて、リールを付けて曲げてみたり
実際にキャストしてみて、ガイドの通りが良いかを確認する。
『間隔』
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HITした時にラインがブランクに擦らないような間隔を決めていきます。
スピニングロッドと違い、ベイトロッドはガイドが上を向いてラインがブランクの上を通るので、ここの調整が重要です。
なので、ロッドの長さにもよるのですが、スパイラルガイドが有効な時もあります。
特にここの間隔は納得がいくまで、しっかりと調整していきます。
『確定』
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仮組したロッドでキャストを繰り返し、ラインの抜け、コントロール性や曲がりが満足できる設定にようやく仕上がりました。
この設定で、ガイドの本取付作業に進むのですが、どんな感じに仕上げるか?
これから少し考えます。
『冬空』
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夕方にワンコと一緒に散歩に行って、見上げた空は、何とも言えない雲が浮かんで
そんな空の下をゆっくりと歩きながらも、ロッドの仕上げを考えている。
手間を惜しまず、丁寧な作業で最後まで進めていきます。

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