禁漁が解除された2024年3月1日、前日の雨による増水と降る雪の中、渓流釣りシーズンが幕開けした。
『解禁』

解禁までに作っていた、ロッドとルアーを携えて、黙々と山を登って釣りに向う。
本日は解禁の雪渓で新しいロッドとルアーを試しながら釣り登ります!
ジムニーを停めて、入渓地点まで、ゆっくり雪上を歩いて行く。
雪上遡行には、やはり、小回りが利くこいつが一番です!
『カンジキ』

使用前に荏胡麻油を塗って乾燥させていたので、雪が張り付かず軽快に歩けます。
今年は暖冬で雪が少ないので、出番はないと思っていましたが、準備しておいて良かったです。
たどり着いた入渓地点から、流れに下りる前にカンジキを外し、ここから釣りが始まります。
流れに下りると、雪代の流れにルアーを送り、反応を確認しながら更に釣り登る。
水中ではルアーに反応する魚影は確認することができるので、改めて狙ってやると・・・
『HIT』

今シーズン最初のHITは、錆を纏った元気で綺麗なイワナです。
ルアーのアクションは解禁直後の狙い方で反応してくれました。
手早く写真を撮り、リリースしてから更に先を目指す。
『気温』

小雪が降る中、遡行している時は寒くはありませんが、釣りで立ち止まると
ここまで登って来た時の汗が冷えて、寒さを感じます...
それでも、再び遡行を開始すると、寒さは感じなくなる・・・これの繰り返しです。
そして、登っていると雪が止んで日射しが出たり、その直後には雨に変わったりと、
目まぐるしく天気は変わる。
そんな天気の中、日射しが届いた瞬間にルアーに反応してくれたのは・・・
『錆山女魚』

狙って三投目でHITしてくれたのは、解禁直後の色を纏った綺麗なヤマメです。
ルアーの動きも、作る時に考えていた通りで、問題ないと思います。
写真を撮り、素早くリリースして更に先を狙うとポツポツとHITが続く。
そして、再び雪に変わると反応が止まる...
そこから脱渓地点まで、ゆっくりとロッドとルアーを確認しながら釣り登り
脱渓地点に辿り着いたので流れから雪上にルートを変える。
『冬空』

脱渓ルートから見上げた空には、日射しもなく寒々しい冬空が広がる。
下山もカンジキを履いて、慌てることなくゆっくりと下ってジムニーまで・・・
駐車してから戻るまで6時間30分、この時期らしい良い釣りをすることができました。
『X-AT』

それから、タイヤをスタッドレスからX-ATに交換していますが、この程度の雪なら
問題無く走ることができます。ただし、朝晩の冷え込みで凍るとダメですが...
今回の釣行、ロッドとルアーのテストはこれからも続いて行きますが、本日は合格です。
そして、新しいウェーダーとウェーディングシューズも、当たり前ですが、
問題等なく快適に釣りに専念できました。
次はどこに行くか? 天気を確認しながら決めたいと思います。
今シーズンも安全で楽しい釣りができることを願います。
□釣行日:2024年3月1日 □天 気:曇り後雨と雪から時々晴れる □状 況:増水・気温2.6℃・水温4.0℃ □ロッド:kawasemiロッド2024 □リール:17カルカッタ コンクエストBFS HG(改) □ ルアー:kawasemiミノー2024 □ 釣果:イワナ 2匹 ヤマメ 5匹