温 水

釣りに行くためにジムニーに乗って、峠を越えて下り坂に差し掛かると、水温計が一気に下がる。
水温が下がると温風の吹き出し温度も下がって車内が寒くなる...
『温水』
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こんな時に疑うのは、ここ!と思える所は直ぐにメンテナンスをする。
今回は快適な渓流釣行のために、ラジエーターサーモスタットとクーラントの交換を実施します!
作業は最初にクーラントを抜くところから始まります。
ラジエーター下部にあるコックを緩めてクーラントを抜きます。
『排水』
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クーラントが完全に抜けるまで待ちます。
前回のクーラント交換から3年5カ月で、クーラントの色は少し黒くなっているかな?と思う程度です。
クーラントが抜けきるまでに、リザーバータンクも取外します。
『内部』
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内部に黒い汚れが溜まっているので、待っている間に洗浄して綺麗にしておきます。
洗浄方法は高圧の水で洗うだけですが、スッキリ綺麗になりました。
次の作業はサーモスタットを取外して、新旧比較しながら確認します。
『確認』
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サーモスタットは、ボルトを2本外すと取外すことができます。
写真 左のサーモスタットが付いていた物、右が今回取付けるサーモスタットです。
形状が違いますが、82℃開弁の標準と同じ開弁の物を選択しました。
古い物はどこが悪いのか?見た目ではよく分かりません。
新しいサーモスタットを空気穴を上にして取付けてボルトを締めます。
『Oリング』
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ドレンコックは新たな物を購入していましたが、問題無さそうなのでOリングだけを新しい物に交換して取付けました。
写真の左が古いもので右が新しい物です。艶が違うだけで硬さなどは同じでした。
ここまで完了すると、後はクーラントを入れていくだけです。
『純正』
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クーラントは安全と信頼の純正品を使用します。
ここから先は、エア抜き作業になるので、クーラントを入れながらアッパーホースをモミモミしてエアを抜いていきます。
クーラントは最初の2Lは普通に入ります。
そこから約1Lのクーラントを入れて、ここからエアを本格的に抜いていくために、アッパーホースとロアーホースをモミモミしながらエアを抜いていくと、エアが抜ける度にクーラントを吸い込んでいきます。
この作業を続けて、ホースをモミモミしてもエアが出なくなってきたら、エンジンを始動してクーラントを廻します。
エンジンを始動してからも、ホースをモミモミしながら約40分、泡が出なくなれば作業は完了です。
ここからリザーバータンクにクーラントを入れて、丁度4Lのクーラントで足りました。
その後は車を走らせて渓流釣りに行って漏れなどが無いか確認して・・・問題無しです。
それから一番わかる変化と言えば、暖房が驚くほど効き過ぎます!
これで暫く様子を見たいと思います。

備忘録 交換日2024年3月13日 交換時の走行距離 239452㎞ サーモスタットも交換

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