2024年の釣行は解禁日からお天気には恵まれておりません...
その上、2月より3月の方が冷え込んで雪が降ったり、雨が降り続いたりと荒れていました。
『春晴れ』

それでも本日は、雨続きだった空から青空を確認することができました。
今回は、雨が止んだ春晴れの下、増水中の流れを遡行します!
天気予報では春の陽気になるとのことでしたが、道路脇の温度計は3℃で・・・
春の陽気は? どこに行ったのでしょうか。
それでも、流れに続く林道に入る頃から日射しが出て、気温が上がる気がした。
ジムニーを停めて、準備を済ませ入渓地点まで山を下って流れ降り立つ。
着いた流れは予想以上に増水しているが、増水時はココを狙う!の、お手本的なポイントにルアーを送ると・・・
『HIT』

着水して、軽くアクションを掛けてやると、直ぐにグンとアタリが出た。
増水した流れから元気に反応してくれたのは、春色を纏った綺麗なイワナです。
釣れたイワナを観察して、写真を撮ってリリースしたら直ぐに先を目指す。
『気温』

気温よりも日射しのお陰で、遡行していると少し汗ばんできます。
久々の春晴れの釣行に、お日様のありがたさを感じました。
日射しを感じながら釣り登るが、こうなると増水の上に雪代も入って来るので、急いで先を目指します。
足元を確認しながら遡行を続け、出てきたポイントにルアーを送って反応を見ると・・・
『錆イワナ』

雪代の入る流れには、錆を纏ったイワナも居て、同じ魚種でも狙う場所で釣り分けができるのが面白いです。
釣れたイワナを観察して、リリースしてから更に先を目指す。
『増水』

流れは間違いなく雨の増水の上に雪代が入り、時間の経過と共に更に増水しています。
ウェーダーで登れる限界の見極めを何処で付けるか? そんなことを考えながら釣り登れば、イワナはポツポツと釣れてくれます。
そして、今回の釣行でどうしても行きたかったポイントに辿り着き、流れにルアーを送って反応を確認する。
手に神経を集中させて、小さなアタリを感じてアワセてやると・・・
『尺イワナ』

グンと重くなり、元気に引きましたが、しっかりキャッチできました!
釣れたのは今シーズン最初の尺イワナで、狙い通りに釣れたと言った所でしょうか。
釣れたイワナを観察して、写真を撮ると、感謝を込めてリリースした。
ここから、脱渓地点まで更に登り、辿り着いた脱渓地点にはまだ雪が残り、カンジキを持ってきとけば...と後悔することになる。
カンジキ無しで、緩くなった雪上を歩いてジムニーまで...これが一番疲れました。
今回の釣行、2日前からの雷雨で増水していることは分かっての釣行でしたが、天候が回復し気温も上がり、雪代が入ることも覚悟の上の釣行でしたが、狙い通りに良い釣りをすることができたと思います。
また、今期用に作ったロッドとルアーの相性も良い感じで、これからの釣行がさらに楽しみになりました。
次の釣行も、天気に恵まれて安全で良い釣りができることを願います。
□釣行日:2024年3月27日 □天 気:快晴 □状 況:増水+雪代・気温8.2℃・水温5.0℃ □ロッド:kawasemiロッド2024 □リール:17カルカッタ コンクエストBFS HG(改) □ ルアー:kawasemiミノー2024 □ 釣果:イワナ 7匹