４月最初の渓流釣りに行く予定でしたが、荒天のため中止にした。
この雨で、せっかく咲き出した庭の桜の花は雨に濡れて可哀そうに思います...
『荒天』
ただ、桜の花は咲き出したばかりなので、花散らしの雨になることはないので、安心しました。
こんな日は、次の釣行に向けた準備などに時間を使います。
渓流釣りが始まり、１カ月が経過したので、リールのオーバーホールを行う。
オーバーホール自体は大した作業ではありませんが、組立時に使用する油脂類を試しながら組んでいるので、そこを確認しながらの作業になります。
で、今回の作業でココのベアリングが少し気になりました。
『ハンドルノブ』
ハンドルノブは銘木を削って自作したものを使用していますが、その中に入るベアリングのことです。
前回の作業で、ベアリングを組付け前に洗浄して、フッ素グリスを圧入していました。
今回洗浄のため取外したベアリングを確認してみると動きが渋い...
『硬化』
ベアリングを洗浄するためにBC-9に浸け込んで廻してやると・・・白いカスが大量に出てきました。
白いカスは硬化したフッ素グリスのようで、この現象は４個のベアリングで確認できました。
フッ素グリスは科学的に安定したグリスと思っていましたが、何が影響したのかは分かりませんが、ベアリング内でグリスが硬化して、抵抗になっていたようです。
『浸透』
ちなみに、このベアリングを確認した時点で、新しいベアリングを発注したのですが、興味本位で再生可能か？ 色々と試してみました。
試した中で、ラスペネに浸け込んでから動きを確認すると、ゴロゴロは少し感じるが廻す程に動きが良くなってきました。
ただ、廻す度に白いカスが確認できたので、硬化したフッ素グリスが原因と思われます。
このベアリングは廃棄しますが、新しベアリングが届いたら、違うグリスを圧入して、実釣で効果を確認したいと思います。
油脂類でリールの性能が左右されるので、自分で確認しながら良い物を探していきます。
次の休みは天気に恵まれて、良い釣りができることを願います。