仲秋の名月も熱帯夜でお団子を食べる気にもならず、早く涼しくなることを願いながら月を見上げた。
何時までも夏のような気温で、減水した流れにも少し雨が必要です。
『キノコ』

今度の連休は雨になるとの予報で、源流に行くなら晴れている今日が良い!
そう判断して、山を抜けて林道を越えて駐車地点まで。
そこで着替えて、入渓のために山を登っていると、綺麗なタマゴタケが顔を出していた。
今回は夏の気温の中でも、キノコが元気に顔を出す源流を遡行します!
キノコを越えて山を登って、下って行くと目の前に鹿が飛び出す・・・
鹿で良かったと思いながら更に下り、降り立ったところから釣りが始めるが...
想像以上の減水に、今回はかなり厳しい釣りになることを悟った。
降りたものは仕方ないので、遡行しながらポイントを確認すると、魚影が見えた。
ルアーに反応する魚が居れば、後は狙って釣るだけで・・・
『HIT』

送ったルアーに元気よく飛ぼ出してくれたのは、綺麗な色を纏ったイワナです。
減水していても、岩の下から獲物を狙っているようです。
釣れたイワナを観察し、写真を撮って元の流れに帰してから先を目指す。
『気温』

今回は標高を上げた源流ですが、9月中旬を過ぎてこの気温です...
高低差があり、湿度も高いので服は汗でベタベタになる。
それでも、しっかりと水分を補給しながら遡行は続き、登った先のポイントにルアーを送る。
『源流』

釣れるパターンが分かってくると、減水していても釣りやすくなり
狙って 誘って 釣った、源流らしく凛々しいイワナがHITしました。
観察と撮影が終わると、リリースしてからまた先を登って行く。
『流水』

本来なら水の中にある石も顔を出しており、激しい減水が分かります。
これでも、2日前には雨が纏まって降っていたのですが、山も乾いているので
水を吸ってしまったものと思います。
それでも、脇から差し込む水の流れで、水温は下がっています。
登って狙って、また登って更に狙うと・・・
『イワナ』

着水したルアーにアクションを掛けて、誘いに乗った元気なイワナです。
イワナの色や紋様を確認して、写真を撮ってリリースする。
ここから先に行くか? 少し考えて、減水が更に厳しくなるので、脱渓することにした。
『秋空』

流れから見上げた空には、樹々の隙間から秋空が見える。
ここで水分を補給して、大きく深呼吸を1回してから、脱渓のため山を登る。
山を登っていると、とめどなく汗が湧き出し、服は更にベトベトです...
ようやく、ジムニーまで戻って着替えを済ませると、山を駆けて帰路に付いた。
今回の釣行、予想を超えた減水で、狙いのイワナを釣ることはできませんでしたが、これが2024年の渓流釣りです。
どんな時でも、しっかりと釣ることができるように、精進を更に積んでいきたいと思います。
また、来季仕様のルアーのヒントもあったので、良しとします。
次はどこで何を狙うか? 怪しい天気を確認しながら決めたいと思います。
次の釣りも、安全で良い釣りができることを願います。
□釣行日:2024年9月18日 □天 気:晴れ □状 況:減水・気温26.6℃・水温13.0℃ □ロッド:kawasemiロッド2024 □リール:17カルカッタ コンクエストBFS HG(改) □ ルアー:kawasemiミノー2024 □ 釣果:イワナ 26匹