解 禁

2025年渓流解禁日の朝、晴天に恵まれたことに感謝しながらジムニーを走らせる。
解禁前に纏まって降った雪の影響を気にしながら、山を走り抜けるが雪は多い…
『解禁』
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駐車地点に車を停め、着替えを済ませると、解禁日の必須アイテムの立山カンジキを装着する。
カンジキもワカンベルトに変更しているので、脱ぎ履きは楽です。
誰も踏んでいない雪山を、立山カンジキを履いて、Jrと2人で遡行します!
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カンジキで雪を踏み締めながら山を登る。
立山カンジキの爪が雪に刺さるザク、ザク、ザクの音に合わせて、テンポよく登って行く。
今年は解禁日の気温が高く、時間が経つにつれて、雪が緩んで登るのが少し厳しくなってきた...
『気温』
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登り始めの気温は写真の気温でしたが、正午を過ぎる頃から13℃を表示し、暖かな解禁日になりました。
気温が上がれば、雪が融けだし遡行は困難となり、流れの水位も上がってきます。
カンジキで3時間登って、辿り着いた流れは、雪に閉ざされ、水の音だけが聞こえる静かな世界です。
釣りができそうな流れまで、カンジキで安全を確認しながら近づいて行き・・・
『雪渓』
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更にルアーで狙えそうなポイントを探しながら、流れを確認する。
流れに中に入ってしまえば、遡行は楽ですが、脱渓する時に苦労するし、どうするか考えながらポイント選びを続けていく。
登った先の流れにルアーを送って反応を確認すると、小さな魚影がちらほら見える。
魚影が見えると、後は狙って釣るだけですが、今回は少し苦労しました…
それでも、何とかJrが竿を曲げて・・・
『イワナ』
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解禁日に見ることのできる、綺麗な色を纏ったイワナです。
そして、今シーズンのルアーも問題無く渓魚の反応が有ったことで安心できます。
安心した所で、私のロッドにも反応が有り・・・
『早春』
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可愛いサイズですが、早春を伝えてくれる元気なイワナから、2025年の渓流釣りは始まりました。
釣れたイワナは写真を撮って、元の流れにリリースして更に遡行を続けようとしていましたが…
緩んだ雪の上のカンジキ遡行が5時間を超え、右足も左足も攣る寸前の状態になる。
持ってきた飲料水も残り僅かになり、このままでは完全に足が攣りそうなので、下山することにした。
『雪山』
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気温の上昇を感じながら下山していると、遠くの方でザザザザザァ~と、大きな音が聞こえる。
下山ルートを下って行くと、行きには無かった雪崩の後が・・・
気温も上がり日射しが降り注ぐ斜面は、所々で雪崩が起きているようです。
入渓地点に到着する頃には、Jrと2人で行きよりも水量が増えていることを確認した。
気温上昇で晴天、夜から雨の予報で・・・明日の釣りはどうなるか?気にしながら宿営地に向う。
宿営地で、筋肉痛の足を労わるため、温泉にゆっくり入って、ご飯を食べて早めに就寝した。

□釣行日:2025年3月1日 □天 気:快晴 □状 況:減水・気温6.1℃~13℃・水温4.0℃ □ロッド:kawasemiロッド2023 ×1 kawasemiロッド2024 □リール:17カルカッタ コンクエストBFS HG(改)・23カルカッタコンクエストBFS HG (改)□ ルアー:kawasemiミノー2025  □ 釣果:イワナ 2匹

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