4月に入り各地で桜の花が咲き、早い所では散り出す桜もあるようです。
そんな季節の知らせを聞き、これまで行けなかった残雪の流れを目指したくなった。
『残雪』

釣場に向う道路脇の雪は、まだ大きな塊も確認できるが、4月中には無くなると思います。
そんな道を走り抜け、雪の残る駐車地点で準備を済ませると、流れを目指し山を登る。
今回はJrと2人で残雪の渓を遡行します!
今回登る流れには、まだ多くの雪が残っており、気温の上昇で水位が大きく変化するため、その辺りの注意が必要になります。
スノーブリッジの下を抜けるのは危険なため、別ルートから入渓する。
入渓して直ぐにルアーを流れに送って、アクションを掛けながら様子を見ていると・・・
『HIT』

本日最初にHITしたのは、まだ錆の残る元気なイワナです!
ルアーへの反応は、とてもスローな感じですが、流れに速さがあるため、最後は良い感じで反応してくれました。
釣れたイワナを観察し、写真を撮って元の流れにリリースして、そこから更に上を目指す。
『気温』

今回の気温ですが、天気予報では20℃を越えるとのことでしたが、流れを抜ける風で心地いいです。
それでも遡行していて、日射しが出ると汗ばみますが、谷を登っていると丁度良い時期です。
そんな谷筋を登って行くと、目前にポイントが現れて、狙ってルアーを送って誘てやると・・・
『ヒレピン』

狙い通りにキャストが決まり、ルアーのルートとアクションが決まると、面白いようにイワナが反応してくれます。
釣れるイワナは場所により体色等が変わるため、確認していると面白さを感じます。
もちろん、このイワナも観察し写真を撮ってリリースして更に先を目指す。
登るルートは雪と流れを考慮しながらになりますが、流石に4月に入ると登りやすくなります。
登った先にまたルアーを送り、アクションを掛けてやると・・・
『雪』

雪の下のポイントから、チャートカラーの自作ミノーに元気に飛びついてくれました!
狙い通りと言ったところですが、それ以上にルアーのテスト結果の良い結果です!
釣れたイワナをリリースして、更に先を目指して遡行を続け、HITも増えてきたが、天気が急変し雨が降りそうな感じに…
天気予報では雨は降らない予報でしたが、気圧も下がって空が暗くなってきたので無理せず脱渓を決めた。
『空模様』

脱渓を決めて雪が残る登山道をゆっくりと慎重に下山する。
空が更に暗くなった頃にジムニーに到着して、着替えていると雨が降り出す…
脱渓の判断は間違いではなかったことを深く感じました。
着替えを済ませると、宿営地に向けジムニーを走らせ、宿営地では早めに夕食を済ませ、温泉に入って就寝した。
今回の釣行、天気予報がハズレ雨が降りましたが、気圧が下り冷たい風が強く吹き出したことで、脱渓を決め良かったと思います。
また、イワナの反応も良く、増水の中でも良い釣りができたことに感謝します。
明日の釣りが安全で良い釣りになることを願います。
□釣行日:2025年4月8日 □天 気:晴れから雨 □状 況:増水・気温16.1℃・水温6.0℃ □ロッド:kawasemiロッド2023 ×1 kawasemiロッド2024 □リール:17カルカッタ コンクエストBFS HG(改)・23カルカッタコンクエストBFS HG (改)□ ルアー:kawasemiミノー2025 □ 釣果:イワナ 17匹