長い連休もまもなく終わりますが、次の釣りに向けた釣行準備は続きます。
と言うのも、前日の手巻きフックのTEST釣行中に水没したリールのメンテナンスですが…
『整備』

水没させたリールは、その日の内に整備するのが良いのですが、ここまで分解して翌日の作業です。
スプール等についた水は乾燥して見当たりませんが、リール内部は乾きませんので・・・
解禁からこれまでオーバーホールしていないので、丁度良いタイミングです。
『open』

やはり、内部には水がありました・・・これは想定内ですので、清掃しながら拭き上げます。
『水分』

こちら側も水分は確認できますが、グリスやベアリングオイルが乳化していないことも確認しておきます。
メインギアの汚れも気になるので、バラシて洗浄するために分解します。
『分解』

初代カルカッタから現在のカルカッタに至るまで、オーバーホールをしているので、この作業は手慣れています。
新しくなるたびに部品が増えてはいますが、構造は似た感じです。
『洗浄』

パーツクリーナーを溜めて、筆を使って部品を洗浄していきます。
ブラスのメインギヤは、見た目は綺麗そうでしたが、洗浄してやると汚れが洗い落とされます。
全てのパーツを洗浄したら、次は組上げです。
『組上』

必要な個所に、お気に入りのグリスの塗布とオイルの注油をしながら組上げます。
ここから先の作業は調整しながらの組上げになりますが、いつも通りに進めていきます。
『完成』

オーバーホールの完成したリールを廻して、心地いい感覚を確認して作業は終了です。
後はラインを巻いて、次の釣行のための準備は完了する。
この17カルコンBFSも使いだしてかなりの釣行を共にしていますが、傷の数だけ思い出があり、ここから先も使い続けていきたいと思います。